データ入力のバイトで気になるのが、仕事の進み具合のスピードに関する点です。どのようなデータを入力するのか、またどれくらいの量のデータを入力するのかは様々であり、それらをこなしていく能力の差も人により様々です。ですからデータ入力の場合、初期の段階ではスピードは問わない、つまり遅い場合でも特に問題はないと言うところも少なくありません。あるいはその人のデータ入力のスピードを見るために、あらかじめテストのような仕事が任せられる場合もあります。ですからデータ入力に必要なパソコンのタイピングスピードが遅いと言う人でも、それほど心配する必要はないと考えられます。どんなにスピードが速くても、入力したデータにミスがあったり、誤字や脱字などがあっては元も子もないため、まずはスピードよりもそれらが発生しないように気を付けることが基本であり、最も重要だと言えます。ただしある程度、仕事に慣れることも必要ですから、遅いままでも良いと言うのではなく正確性を維持したまま同時にスピードを上げていくことは必要です。またデータ入力のバイトにおいては、最低限、消化すべきノルマが設けられているところもあります。加えて基本的には出来高制、すなわちこなしたデータ入力の量により給与が変わってくると言う給与形態がとられている場合がほとんどです。そのため遅いままだとノルマを消化することができず、結果として仕事を打ち切られてしまう恐れもあります。更に消化できる仕事量が少ないままであることから、思うような給与を得ることが難しいと言うのも、データ入力のバイトが遅い際に発生し得るデメリットだと考えられます。仕事をお願いする側にしても、やはり正確かつ迅速な人にお願いした方が良いと言うのは確かであり、遅いままだと仕事そのものが回って来なくなると言うの可能性としてはあります。ですから、そうしたことを考えてもやはりいつまで経っても遅いままと言うのは考えものです。
