データ入力は学生に向いている在宅ワークと言えますが、気をつけるべき点もあります。それは、学業に支障を来たさないようにするということです。在宅ワークとひとくちにいってもさまざまな種類がありますが、その中でもデータ入力は時給がそれほど高くはない仕事です。英文入力などの専門的な仕事になるとやや時給は高くなりますが、全体的にはそれほど効率よく稼げるとはいえません。お金が必要な人はコンビニでアルバイトをしたほうがはるかに効率が良いかもしれません。
あくまで空いた時間に少しだけお小遣いを稼ぐといった使い方をするのがよいです。例えばレシートの入力などは1入力あたり1円にもならないようです。10入力をしてようやく1円といったペースですと、速度にもよりますが時給に換算して100円にもならない場合があります。自分のタイピング速度で1時間あたりどのくらいの収入を得られるのかを計算してみましょう。データ入力はタイピングの練習にもなりますので、お金のためではなくタイピングの練習のためにやるといいです。
データ入力に慣れてきたら次は記事作成もしてみましょう。記事作成では自分で文章を作成するので難易度ははるかにアップしますが、がんばれば時給1,000円以上を稼ぐことも可能です。データ入力は文章入力さえできたらだれでもできるので競争率も高く、単価は非常に安いです。記事作成のほうは基礎的な学力・文章作成能力などが問われるのでだれにでもできる仕事というわけではありません。専門的な記事になってくると単価は1円以上も可能です。単価が1円なら1時間に1,000文字書くだけで時給1,000円なので非常に効率が良いです。
在宅ワークはうまくやればアルバイトよりも稼げます。本格的にやれば月収20万円以上も可能でしょう。しかしお金に目がくらんではいけません。大学を卒業して優良企業の正社員になったほうが人生全体の収入ははるかに高くなるからです。あくまで学業を優先するということを忘れないようにしておきましょう。
