データ入力の仕事というのは学生でも、また在宅でもできる仕事の一つです。これは様々なデータをコンピューターに入力していく仕事ですが、データの種類には文章などの文字データもあれば数字データの場合もあります。今はいろいろなデータがコンピュータ化、デジタル化されている時代ですが、まだまだ紙データというのは存在しています。紙データはそのままでは保管場所を取るということもありますし、数が多くなればなるほど目的のものを検索するのも大変です。そのため、後で目的のデータに辿り着きやすくしたり、あるいは数値データであれば複数のデータをまとめて統計的な処理をしたりしやすくするために、このようなデータ入力の仕事は常に求められているのです。
このような仕事は、入力すべき元の紙データとコンピューターさえあれば仕事をする場所が重要になるわけではありません。また、特別に経験が必要なわけでもありませんし、仕事を進めるにあたって上司や先輩と相談しながらでないとできない仕事でもありません。このため、学生であっても、また在宅であってもできる仕事の代表的なものとなっています。自宅に、入力すべき紙データが送られてくるのが普通ですから、そもそも出社する必要もほぼありません。
もちろん、給料は働いた時間によって決まるわけではありません。在宅での仕事も可能なのですから、そもそも本当には何時間働いたのかは仕事を任せる会社側には分かりませんから、時間で給料を決めることはできません。代わりに、実際に入力したデータの数によって給料が決まる仕組みになっています。文章であれば日本語何文字あたりいくら、数値データであればデータ1件あたりいくらというように予め決まっているはずです。働いた時間ではなく成果に応じて給料が決まる仕組みとも言えます。もちろん慣れれば慣れるほど入力は早くなるでしょうから、その分だけ給料も実質的にはアップすると言えます。