お知らせ
2025.5.15
このたび、株式会社ミンナのシゴトが提供する就労支援サービスを通じて、約8か月にわたる支援の結果、就労継続支援事業所に所属する障がいのある方2名が、株式会社ティンパンアレイ様において一般就労の機会を得ることができました。
両名は、施設外就労の形でティンパンアレイ様の業務に継続的に参加し、現場での実務を通じて、少しずつ自信とスキルを身につけ、自らの強みや役割を見出していきました。周囲のスタッフとのやり取りを重ねながら、職場の一員としての意識も育まれ、このたび一般雇用というかたちで迎えていただくこととなりました。
このような段階的な就労プロセスは、「いきなり雇用」するのではなく、実際に一緒に働くなかで相互理解を深めながら関係性を築いていく、先進的なアプローチとなります。
ミンナのシゴトでは、まず“施設外就労”として企業の現場に入っていただき、日々の業務を行ってもらうことで、利用者一人ひとりの得意分野や適性を見極め、段階的に一般就労へとつなげる支援を行っています。
このプロセスを経ることで、障がいのある方にとっては、働く自信や実践力を養う機会となり、企業側にとっても、雇用の可否を慎重かつ前向きに判断できる材料を得られるため、双方にとってより良いかたちでのマッチングが可能となります。
今回の取り組みもまた、障がいのある方の可能性を信じ、現場でその力を活かそうとするティンパンアレイ様の柔軟で温かな姿勢の表れであり、大変意義深いものと考えております。
ミンナのシゴトはこれからも、「日本から障がいという言葉と概念をなくす」というビジョンのもと、企業や支援機関との連携をさらに深めながら、多様な人が自分らしく働ける社会づくりを推進してまいります。
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