この度、鹿沼市観光交流課様より、当社グループに対して城山公園の環境保全業務をご提供いただくこととなりました。今回の取り組みでは、当社のグループ会社が運営する就労継続支援事業所（A型・B型）に通う障がいのある方々が、「施設外就労」という形で実際の業務に携わらせていただいております

このように、行政機関と連携し、障がいのある方々が地域の一員として働く機会を創出していただいたことは、私たちにとって非常に大きな意味があります。施設外就労は、支援付きで実際の職場環境に近い形で仕事を経験できる貴重な機会であり、将来的な一般就労への第一歩となる重要な取り組みです。

実際に鹿沼市様より業務をご提供いただき、施設外就労という形で地域の中で仕事に取り組むことにより、周囲の方々と関わる機会も増え、障がいのある方々にとっては「社会の一員として受け入れられている」という安心感や誇りを感じる貴重な体験となっています。このような経験を積み重ねることで、働く意欲や自己肯定感が育まれ、将来の一般就労へのステップアップにもつながっていきます。

また、自治体による施設外就労の受け入れは、地域におけるインクルーシブな雇用のモデルケースとも言えます。
行政が率先して障がいのある方々の活躍の場を提供してくださることは、民間企業への大きな後押しにもなり、「うちでも取り組んでみよう」と一歩を踏み出すきっかけにもつながります。

ミンナのミカタグループでは、「日本から“障がい”という言葉と概念をなくす」というビジョンのもと、全国の企業や自治体と連携しながら、障がいのある方々が安心して働き、自分の力を発揮できる環境づくりを進めています。
今回、私たちの地元である鹿沼市において、このような連携の機会をいただけたことは、地域に根差した企業としても大きな喜びであり、さらなる責任と可能性を感じております

この取り組みを通じて、行政・福祉・地域がつながり合い、障がいの有無にかかわらず、すべての人が役割を持ち、活躍できる社会の実現に向けて、一歩ずつ着実に前進してまいります。

鹿沼市観光交流課の皆様、この度は誠にありがとうございました。