こんにちは!
ミンナのミカタのセンムこと兼子です。
今日は帰りの送迎の車内のお話。
最近、めきめき女子力アップ中のSさんの順番が最後となり、
ゆっくりお話をさせていただきました。
最近の彼女の成長している様子がうれしくて、
そのことについてお話をしていると、
「昔の自分は、性格が悪くて、友達もいなかった。
でも、私、本気で変わりたいんです。」
「人と話を上手にできるようになるために、
いいなと思う芸能人の話し方を動画で勉強したりしてるんです。」
「【『思い』は見えないけど、『思いやり』はだれにでも見えるっていう】CM(「ACジャパン」のCM)知ってますか?
あのCMを見て、すごく感動したんです。私も、誰かのために動ける人になりたいって。
頭がいいとかではなく、人としてという事を大切にしたいんです。」
「事業所で学んだこと、これからの仕事に活かしていきたいと思ってます。」
彼女の、嘘、偽りのない、凛とした、まっすぐな言葉に、心から嬉しくて、ただ嬉しくて。
約3年前に通所を始めたころの彼女を思い、目頭が熱くなりました。
自分を変えたいっという一心で、自ら学び、資格取得のために学校に通い、見事、合格した彼女。
行動した結果が、自信となり、今の彼女を作っている。夢に向かって一歩一歩。行動こそ真実。
今日の彼女との話で、私自身、本当にたくさんの気づきと、勇気をもらいました。
先日は、卒業したミンナが遊びに来て、「結婚しました!」と、報告しに来て、
嬉しそうに、左手の指輪を見せてくれました。
「子どもが生まれたら、見せに来るのが次の夢!」って、朝から思わず嬉し泣き。
(テッシュをスタッフさんが次々と持ってきてくれて、いい事業所だな~って、また嬉し泣き。
40を過ぎて、ますます涙腺が弱くなってます(笑))
19歳から見てきた彼女。コミュニケーションが苦手で、いろいろなことを乗り越えて、
卒業し、一般就労した後も、大丈夫かな…頑張ってるかな…って、娘を送り出した母親のように。
昔、こんな言葉を言われたことがありました。
「子どもたちは、社会の宝であり、私たちは、社会の宝を預かって育てている。
だから、自分勝手にではなく、大切に育てて、社会に出さなくてはいけない。」
私たちの事業も一緒だと思っています。
「ミンナは社会の大切な宝物であり、大切に育てて社会に出さなくてはいけない。」
事業所はミンナを育てる家であり、卒業したミンナにとっては、
どんな時でも暖かく迎えてくれる実家のような場所であり、
絶対になくしてはいけない場所である。
この仕事、本当にワクワクすっぞ!と心から思った一日でした。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございましたm(__)m