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慶應義塾大学で講義をさせていただきました!!

先日慶應義塾大学の商学博士、中島隆信先生にご縁をいただき、商学部の3.4年生約120名の皆さんの前で
講義をさせていただきました。

中島隆信先生とは、障害者の経済学の著者で、障害者本人のニーズに合わない障害者福祉制度でいいのか?
選りすぐりの生徒だけ受けられる職業訓練、補助金目当てで仕事をさせない障害者就労施設、障害者雇用を肩代わりするビジネス……。
脳性麻痺の子どもを持つ気鋭の経済学者が、経済学の冷静な視点から、障害者を含めたすべての人が生きやすい社会のあり方を提言した本を出版しております。

そんな中島との出逢いは今年3月15日の毎日新聞で弊社が一部A型事業所で経営悪化が問題になる中、「情報化の進展に伴って生じているデータ入力作業の人手不足」に着目し障害者雇用を進める事業という事で、取り上げて頂いた際、記事にコメントを出して下さったのが中島先生でした。その後すぐに中島先生にメールをさせていただき、4月に逢いに行き障害者雇用についてお話をさせていただく中で、是非生徒の皆さんの前で話をしてみないか!!とお誘いを頂いたのが今回のきっかけにいなります。

13時からの講義でしたので慶應義塾大学三田キャンパスの学食で中島先生と一緒に食事をさせていただきました。
カツカレーにハンバーグ、魚のムニエルに、ラーメン・・・どのメニューも美味しそうで、ボリューム満点!!その後中島先生の研究室でコーヒーをいただいて、準備万全で教室に向かいました。
教室には沢山の生徒の皆さんで後ろの生徒さんの顔は見えない位とても大きな教室で約1時間20分、障がい者の就労支援について話をさせていただきました。

生徒の皆さんは今後実習で事業所や学校、施設などに行くという事もあり、真剣な眼差しで授業に向かう姿、最後の質問タイムでは、さすが慶應!!と思うくらい鋭く面白い質問がありました。
今後社会で活躍をする大学生の前での話は私にとっても、貴重な体験で沢山の事を学ばせていただきました。学生の皆さん、沢山のフィードバック有難うございました。

私の話を聞いて色々と感じた事があったと思います。ただ、「障がいという言葉と概念を無くし全国800万人のミンナのミカタになる」その為に私達は熱い思いを持って発信し伝え続ける!!と言うことだけは伝わったと確信しました。

今回このような機会を作っていただいた中島隆信先生、どうも有難うございました。
中島先生は障害者の経済学以外にも、様々な分野での経済学の本も出版しておりますので、是非皆様も読んでみてください!!

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