近年AIは、非常に重要な役割を果たしていると言っても良いでしょう。例えば最近使われている例としては介護事業になります。介護は、人間がやる仕事でしたが老人が増えているだけでなく若い人の人口が減少していることによりなかなか担い手がありません。担い手が少なくなると、一人当たりに対する負担が大きくなってしまうためさらに担い手が少なくなってしまうことが考えられます。ですが、いくら担い手が少ないといってももはや高齢化現象を留める事はできません。現在の流れで行けば、2040年頃には今の2倍近くの老人が出てくると言われておりその対策を考えなければならないわけです。その1つの方法がAIを使った介護システムになるわけです。 アノテーションと言われるタグ付けを行うことで、より多くの言語を習得し実に様々な行動パターンを手に入れることができます。これにより、人間に代わって動く日も少なくないでしょう。日本人の感覚としては、可能な限り人間に介護をしてもらいたいと考えるかもしれませんがもはやそのような悠長なことを言っている場合ではありません。少しでも多くのAIを利用して介護施設自体を充実させかゆいところに手が届くような仕組み作りをしなければならないわけです。 ただ、現在のところAIを利用したとしても人間の代わりがそのままできるわけではないことを理解しておかなければなりません。どのような意味かと言えば、AIは決まったルールの中でしか動くことができませんので人間が定めたルールの外の世界は一切対応できないことになります。もちろん時間が経過し技術的に向上すれば人間と同じような感覚で動くAIができる可能性もありますが、2019年の段階ではあくまで補助的な役割をこなすのみになります。そうすると、行動範囲が限られてきますが、それでもAIの力自体が重要な位置づけになることは間違いありません。 AIの数を増やすことで、職員の負担が減るだけでなく直接的には人間が介護を行いますので特に大きな問題はないといえます。