企業などが定期的に消費者向けにアンケートを行うことがあります。アンケート結果は紙ベースではなく、電子データにすることで情報を分析しやすくしてくれるなどからも、アンケート用紙の記載してある内容を入力する作業が必要になるわけです。アンケートには三択式もありますし、文章を書いてある部分もあるなど、データ入力が必要になることも少なくありません。しかし、データ入力は正社員がやるのではなく、アルバイトを利用したり、ネットなどで募集を行った人々にお願いするケースが多くあるのが特徴です。自分はデータ入力が得意である、入力が早くて正確に出来るなどの特技を持つ人も多いかと思われますが、アンケート入力などの場合は、アウトソースが一般的と言えましょう。 印刷会社の中には、プリプレス工程から作業を行っている会社も少なくありません。最近は電子データでのやり取りが多い関係上、版下製作もパソコンを使ってDTPソフトウェア上で画面レイアウトを行うケースが増えているのです。DTPソフトを使う人のことをDTPオペレーターなどと呼びますが、こうした仕事の中には手書き原稿で書いてある文字を入力するなど、データ入力が必要になることも少なくありません。DTPオペレーターは印刷業界にはなくてはならない存在でもあり、正社員募集を行っていることも多い職業と言えましょう。 ちなみに、DTPオペレータに求められることの中には、ソフトウェアを十二分に把握している、操作に迷うことなく組版が出来る、そして正確な入力と速度などが挙げられます。ブラインドタッチと言う言葉を耳にしたことがある人は多いかと思われますが、A4サイズ1ページの原稿を短時間で入力が出来る、キーボードを見ずに、原稿に書いてある文字を入力出来ることもオペレータに求められる部分です。データ入力の仕事には色々なものがありますが、正社員で働く場合には、DTPオペレーターも選択肢の一つと言えましょう。
